エリジウム

マット・デイモン主演、ニール・ブロムカンプ監督脚本のエリジウムを見てきました。

ニール・ブロムカンプ監督の作品、やっぱりどことなく「将来現実に起こり得るんじゃないか?」という感覚を与えてくれるSF映画でした。

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ニール・ブロムカンプ監督

第9地区監督

ニール・ブロムカンプ監督(Neill Blomkamp)は映画「第9地区」で名が知られるようになってきました。

本作の「エリジウム」「第9地区」共に、メッセージとして人種差別が盛り込まれています。スターウォーズやロードオブザリング等の”こてこてのSF映画”とは違って、将来本当に起こりそうな現実味のあるSFが描かれているのが特徴です。

第9地区を見た時は、「なんだこの生々しさは?」と思うような予想外の展開でした。ニール・ブロムカンプという名も知らなかったので全く期待せずに見たせいもあると思いますが、じわじわ引き込まれ、ラストへ向けては驚きの連続でかなり印象に残った映画でした。

エリジウムは第9地区ほどの”生々しさ”はありませんが、それでも十分生々しい。この感じを映画として描くのは新しい刺激だし、この監督の作品の魅力です。最近ファンタジー物が多いSF映画に飽きている人にとっては、内からえぐられる様な刺激を与えてくれると思います。

マット・デイモンは「ボーン」シリーズ以来の主演です。監督の描く生々しさを見事に表現していました。ハリウッドスターを感じさせない”一人間”を表現していたと思います。

【幸呼来】未来はバラ色?

エリジウムのマットデイモン
ニール・ブロムカンプ監督の作品を見ると、リアリティある未来の姿を想像させてくれます。映画で出てきたものは、現実世界でどんどん実現されてきていると思います。

近い未来、エリジウムのような世界になることは不思議なことではありません。