医師の友人から「今年はマイコプラズマ肺炎が流行しそう」と聞いたので、情報をシェアしておきます。
マイコプラズマ、名前は聞いたことあるけど、具体的に良くわからないので調べてみました。
これが意外と強烈な症状。しっかり予防しようっと!
マイコプラズマ肺炎とは
マイコプラズマ肺炎は、飛沫感染(ひまつかんせん)などによる濃厚感染であり、学校、幼稚園、保育所、家庭などの比較的閉鎖的な環境で、地域的に流行します。従来、わが国では、4年ごとのオリンピックの開催年に一致してほぼ規則的な流行を認めていましたが、最近ではこの傾向は崩れて毎年地域的に小流行を繰り返すようになってきました。季節的には初秋から冬に多発する傾向がみられます。
好発年齢は、幼児から学童、とくに5~12歳に多くみられます。4歳以下の乳幼児にも感染はみられますが、多くは不顕性感染または軽症です。潜伏期は2~3週間です。
【参考リンク】Yahoo!ヘルスケアより
マイコプラズマ肺炎患者の6割は5~12才だそうです。20~60歳代は全体の1割です。つまり、僕ら大人でも10人に1人はマイコプラズマ肺炎にかかるということです。
マイコプラズマ肺炎の症状
妻が20歳の時にマイコプラズマ肺炎にかかったそうです。その時の状況を教えてもらいました。
とにかく怠い
起きていられないくらい、とにかく怠いそうです。学校の授業や仕事なんてしてられるような状態ではないようです。1週間休んでから学校に行きましたが、そこから1週間は怠くて立っていられない状態だったそうです。
発熱が長期間
マイコプラズマ肺炎にかかると発熱します。通常3~4日程度で治まるそうですが、こじらすと1週間以上38度の熱を出したままのケースがあるようです。
中には41度になった患者さんもいたそうです。全く油断出来ません。
痰がすさまじい
とにかく痰の絡みと量がすさまじいそうです。溺れ死ぬんじゃないか?というぐらいの量だそうです。痰は出したほうが良いそうです。
咳が1か月続く
普通に動けるようになるまで2週間ほどかかりますが、そこからさらに2週間咳が続きます。咳をしすぎて「ゼーゼー・ヒューヒュー」いうそうです。
発疹が出る
10~20%の人に発疹が出るそうです。体中にバラっと出ることもあれば、体の一部分に出ることもあります。
予防と治療
マイコプラズマ肺炎は飛沫感染です。予防法は、うがい、手洗い、マスク、疲れを溜めずに免疫力を低下させないことです。
本人が治ったと思っても、ウイルスが数週間体内に生息して、咳で他の人に感染します。マイコプラズマ肺炎にかかったら、最低1か月はマスクをしましょう。
治療法
マイコプラズマ肺炎になった場合は、お医者さんに診てもらって薬を飲んでとにかく休むしかありません。1週間のお休みが必要です。
薬は抗生物質がメインですが、年々耐性菌が増えてきているので効かなくなってきています。
【幸呼来】インフルエンザより強烈らしい
マイコプラズマ肺炎はインフルエンザよりさらに強烈な症状だそうです。レントゲンで見ると小さな肺炎なのに、これほど強烈な症状を引き起こすのがマイコプラズマ肺炎です。
これから寒くなるとインフルエンザやRSウイルスと共に流行していくので、しっかり予防して健康な日を過ごしたいですね。
手洗いとうがい、僕は健康が当たり前になると、忘れたりサボったりすることがあります。こういう人がウイルスに狙われるんです。