akbペナントレース

AKB48グループが、ドラフト会議に続き、チーム間の優劣を競う「ペナントレース制」を導入する。48グループ総支配人の戸賀崎智信氏が9日、動画サイト「ユーチューブ」のAKB48公式サイトで発表した。詳細は明かされなかったが、公演の当選倍率、ファンの支持率などを各チームごとに算出し、プロ野球やサッカーのように順位付けする。来年1月からスタートする。

戸賀崎総支配人は「メンバーが総選挙で競い合い、成長したように、各チームも競い合うことはグループ全体が成長するために必要なこと」と説明した。これまで公演倍率などのデータは、特別な場合を除いて公表されなかったため、チーム間のライバル心を刺激する機会になりそうだ。

次から次へとようやるな、というのが正直な感想だ。

グループを成長させたいのではなく、僕からすれば「いかにしてAKBファンを引き留めておけるか」という施策に思える。現実、最近はAKB離れが進みつつあるという。

その根拠の一つとなっているのがGoogleトレンドによる「AKB48」の検索数の減少である。


2010年6月にブレイクしきっていて、実はその後の検索数は成長はしていない。むしろ緩やかに減少しつつある。このグラフはAKB離れが進んでいる目安にもなる。

もし僕が経営者なら、表向きは「チームが競い合って成長を促進させたい」と言う。だが経営目線での本心は「いかにファンを引き留めておくか。それには新しいイベント軸を投入して、AKBメンバーの頑張りをより前面に出してファン層の熱狂を狙おう」というところでしょう。

ファンに付け込み経営側が編み出したAKB商法

AKBの本当のシングル売上は…?という面白い記事を見つけたので紹介しておきます。

これによると、ミリオンを連発しているAKB48のシングルは、劇場版買いを抜くと、実際はミリオンには到底及ばないというのだ。さらに「複数商法」と「総選挙」商法を除けば、実売は10万枚程度なのかもしれない。

AKBの総選挙は、選挙とは呼べない。一人でCDを複数枚買って複数の選挙権を手にするというのは、フェアとは言えませんよね。僕の知ってる選挙は「選挙権は一人一枚」です。

今回のペナントレースでも、おそらく同じような方法で来るんじゃないかな~と予想できます。とことん稼ごうとする経営側の意図が見えてしまうのは、AKBに全く興味が無い僕としても気持ちの良いものじゃありません。

メンバーは頑張っていると思う

AKBのメンバー一人一人は、おそらく死に物狂いで頑張っているんだと思います。しかし、その頑張りを応援するファンの心に付け込んだ経営側のやり方には全く賛成出来ません。

おそらく、それを分かっていつつも、複数買いするファンの人達を思うと気の毒で仕方がない。

AKB経営陣、弱みや欲に付け込んだ情報商材販売業者と変わらないように思えるのは僕だけかなぁ。