つい最近知った次世代のゲーム機「Oculus Rift」が凄い!と思いきや、もっと汎用性・携帯性が高いパーソナルシアターオーディオが生み出されようとしているようです。
その名も『Avengant Glyph』(発音はアヴァガント・グリフ)。
簡単にご紹介します。
Oculus Riftとの違い
「Avengant Glyph」と「Oculus Rift」の大きな違いは、音を聞くことが出来ること、ハード、携帯性の3点です。
以下はOculus Riftをプレイしている動画です。目の前に3D映像を映して極限の臨場感を出すのが特徴。ただし、ヘッドホンが無いので音はスピーカーから聞くことになります。あと、ゲーム機本体も必要ですので気軽に持ち運ぶことは出来ません。
【Oculus Riftのジェットコースター動画】
↑1分10秒以降からプレイヤーが絶叫しています(笑)
ホラーゲームもあるそうですが、驚いて体が動きまくるほど半端なく怖いらしいです。
Avengant Glyph
ではAvengant Glyphはどうか。これはディスプレイとヘッドホンがセットなったものです。しかもパソコンやスマートフォンなど、繋げるハードを選びません。
ということは、Avengant Glyphとノートパソコンやスマホを繋げば、移動中の電車や飛行機でも臨場感溢れる映画やゲームを、音付きで存分に楽しむことが出来るというわけです。しかも、普通のヘッドフォンとしても使う事が出来ます。
こりゃスゴイ。いつの日か飛行機のビジネスクラス等に装備される日が来るかもしれませんねぇ。ディズニーランドやUSJでも、これを利用したアトラクションが登場するかもしれません。
映像美もケタ違いらしい
Avengant Glyphは200万枚のミラーを利用した、バーチャル網膜ディスプレイを採用しているそうです。網膜に直接光を照射して映像を見せる仕組みです。
「実際の風景と思うほど高解像度と鮮やかさ」らしいです。目の疲れも少なく、吐き気などの障害はほとんど無いそうです。
公式ホームページの解像度紹介画像↑を見る限りでは、解像度もOculus Riftとはケタ違いらしい。ホームページでは他の詳しい仕様も確認することができます。
世界中の期待が凄い
Avengant Glyphは世界中からの期待も凄いことになっています。
開発にあたり、クラウドファウンディングで有名な「Kick Starter」で資金募金を募ったところ、25万ドルの目標に対して今日現在集まった金額は約80万ドル!
確かに期待が持てるガジェットですからねぇ。募金すればいち早くベータ版を入手することが出来ると思うなら、募金したくなる人も多いのでしょう。
C.Netでスマートフォンに繋いでゲームをする様子を見ることが出来ます。3分くらいの場所からです。
僕が子供の頃やってたゲームウォッチやファミコンから考えると、驚くべき進歩ですねぇ。今後こういった映像エンターティメントは、身に付けて体感や臨場感を楽しむものに変化していくんじゃないかなと思います。