永遠の0(ゼロ)を見てきました。
めちゃ泣きました。上映時間が2時間半近くあったのに、あっという間でした。
これは全ての日本人に見て欲しい映画です。
基本邦画は嫌いで、ジブリアニメしか見ない私がそう思ったくらいです。
今回もネタバレ無しで思ったまま感想を書きます。
もっと大事に生きなきゃいけない
永遠の0では、戦争の凄惨さはあまり描かれていません。そのかわり、死線に向かう特攻隊員の複雑な心境、強く生きることの大切さが描かれている感じがしました。
映画を見ている最中と終わった時に思ったことは「もっと大事に生きなきゃいけない」ってこと。
私達が今安全に生きていられるのは、戦争で死んでいった人達、生き残った人たちが日本を立て直してくれたおかげなんです。
その時代の生活はどれだけ苦しかったことか、家族が死んでどれだけ悲しい思いをしたことか。私が美味しい物を食べれたり、旅行したり、仕事ができるのも全てこれらの上で成り立っているものなんです。
そうして得た自分の知識や経験の多くを自分の為だけに使っているのは、自分はなんて傲慢なのだろう。私は自分がやって成し遂げたことは「自分の力だ」と思ってしまうこともあります。でも本当はそうじゃない。
過去に亡くなっていった人たちがこれからの日本の為を思って命を繋いでくれて、そして今自分の身の回りの人達がいるおかげ。
そうして今生きている自分の命の時間って、凄く価値が大きくて重いものなんじゃないかなぁ。
だからもっと大事に生きなきゃいけないですよ。回りの人をもっと大切にするべきですよ。父さん母さんにもっと連絡を取るべきですよ。自分が出来ることは最大限やるべきですよ。
自分の子供、孫にも見せたい
戦争を経験した時代の日本人は、あと数年でいなくなってしまいます。私たちが今生きているのは、その時代の人たちのおかげということを、いつの時代になっても忘れてはいけないと思います。
私にはまだ子供はいませんが、もし子供ができて中学生くらいになったらこの映画はぜひ見せたいです。孫にも見せたいと思います。
永遠の0は、日本にとって、僕にとって命の価値を教えてくれる大切な映画です。