2014年6月29日、盛岡さんさ踊りがギネスに再挑戦することが決まったわけだが、ポスターを見てがっかりしてしまった。



さんさ踊りギネス再挑戦ポスター


何この訴えかけのカケラも無いポスターは。。

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ポスターの役目

まず突っ込みたいのは一番目立つコピーである「世界一を奪還へ!」の部分。

「へー、世界一の奪還したいのは分かった・・・、で何?」と思ってしまう。詳しいことが全く書かれていない点である。さんさ踊りの2番を叩ければOKらしいんだが、そういう肝心な事が書かれていない。

んで、「世界一を奪還」って何やねんと突っ込みたい。一般的には「ギネス記録」というコピーが目に飛び込んできた方がインパクト強いと思われるのですが、そういう大事な部分はポスターの一番上に小さい文字で書かれているだけである。

つまり、このポスターは前回ギネス記録に挑戦した人向けに作られたものであって、盛岡さんさ踊りに興味が無い人にはほとんど効果が無い。

このポスター見て盛岡さんさ踊りをしない盛岡人が「私もやってみようかな~」と思うだろうか。多くの人が「へーー」で他人ごとで終わってしまうに違いない。ギネス記録を達成したいのであれば、前回のギネス記録参加者以外の人に向けて発信するポスターを作るべきなんですよねぇ。これでは「またギネスやるから、よかったら来てね」くらいなものである。

このポスター、多分プロにチェックして貰ってないんだろうなぁ。せっかく作ったのにもったいない。

打開策

イメキャラ作戦

本当にギネス記録を奪回したいのであれば、宣伝はもっと戦略的に行う必要がある。一つはイメージキャラクター作戦。

例えば、「羽生結弦も盛岡さんさ踊りギネスに挑戦!」など有名人を使った方法。もしこれが実現できるのであれば、「うおーー!行く行く!!」となる人が増えるのではないだろうか。予算はそこそこかかってしまうが、この方法だけで+500~1000人くらいの効果は期待できる。起用した芸能人のファンが盛岡さんさ踊りを知ることになるから、8月のパレードを観に行ってみようという観光客が増えることも期待できる。

目標数値入れて参加予定者を管理

・・・っていうか、イメキャラ作戦は予算も結構かかりそうですので、ポスター作り直した方が低予算で済むかもしれません。となれば、せめて何人が参加すればギネス記録を塗り替えられるかは書く必要がある。

人間は競争心と達成欲があるので、目標数値が5000人など具体的に分かれば「おし、じゃぁこの人数目指そうか」と思うものである。そしてもし参加予定者が管理できるのであれば、さんさ踊り公式ホームページには把握している人数よりも少なめの数値を公開しておく。多分ドタキャンする人もいるだろうから。現状の参加予定人数が把握できることで、盛岡さんさ踊り好きの人達がが四方八方に「足りないの!参加しようよ~~!」と声をかけてくれる。

とまぁ、思いつくことは他にもありますが、仕事に行く時間ですのでこの辺で。

実行委員会さん、あとはよろしく。