世間はiPhone6の発売開始で浮かれているようですが、今からiPhone6とiPhone6plus、どっちを買おうとしているか悩んでいる人には警告しておこう。
iPhone6plusは重すぎる!腱鞘炎になるよ!
普段から腱鞘炎にかかりやすい人、手首が弱い人、力の弱い女性は要注意。どうしてもiPhoneが欲しければ、iPhone6か5sにしておくことをお勧めします。
なぜなら、私が重いスマホで腱鞘炎を悪化させた一人だからだ。
iPhone6plusの重量
まず最初にiPhone5s~iPhone6plusの重量の一覧をおさらいしておこう。私が使っているXperiaZ1の重さも書いておく。
- iPhone5s・・・112g
- iPhone6・・・ 129g
- iPhone6plus・・172g
- XperiaZ1・・・170g
iPhone5sからIphone6plusへ変更した場合、60gも重くなる。これはXperiaZ1とほぼ同じ重さ。私がGalaxyS3αからXperiaZ1に機種変更した直後、1番感じたストレスは”重すぎること”だ。
過去数回腱鞘炎にかかってきた私ですが、ここ1年でいっきに悪化しやすくなった。特にスマホを触っている時が痛くなりやすい。
痛ければ痛いほど、XperiaZ1の重さが手首や親指付け根にピキピキくるのを感じる。それに対して、こんな状態でありながらもiPhone5sを触るときはさほど痛まない。あまりの軽さに手首が癒されるのを感じるくらいだ。
痛みの答え
ということで、痛みの原因の答えは簡単だ。重すぎるスマートフォンのせいだ。
人間の手は、たった60g重くなったものを長い時間持ち続けるだけでこれだけ負担が変わるんだと思った。iPhone6シリーズは、ディスプレイの大きさばかりが注目されているが、重さや健康への影響についてはほとんど誰も触れていないのが残念なことである。さらにiPhone6plusは本体だけで172gもあり、これにケースを装着した場合は180g以上になるでしょう。これはいくらなんでも重すぎです。
今iPhone4~5sを使用している人は、ケースを入れて130gぐらいのものを使っています。そこからさらに50g増えて、毎日通勤時間中などにずっとスマホを持ち続けることを考えない人が大半です。経験したことが無いから仕方ないとは思いますが。
おそらく、iPhone6plusを手にした人は最初は「大きくて見やすい!便利!」と喜びに浸ると思うが、購入後3か月~1年かけて「iPhone6plusは重すぎる・・・手が痛い・・・腱鞘炎にかかった」と言い始める人が続出すると予言しておく。
もし今からiPhone6シリーズを買おうと思っているのであれば、手首が丈夫な人でない限りは129gのiPhone6をお勧めする。このくらいの重さであれば、そこまで手首の負担にはならないと思います。これは妻のGalaxyS4に近い重さであり、手首の細い妻でもどこも傷めずに使い続けられているので。
ディスプレイの大きさに関しては、4.7インチもあれば十分。Android利用者はずっとこのくらいの大きさで使い続けてきていて、「もっと大きいのが良かったなぁ」と不満を漏らしている人は微々たるものです。iPhone6plusの5.5インチは見易さの面では魅力的ですが、それよりも手に持っている時の重さによる健康へのダメージデメリットの方が遥かに大きいです。
スマホ腱鞘炎の画像
ちょっと前にツイッターで「この画像の通りに動かしてみて、痛む人はスマホの使い過ぎ!」という内容でリツイートされまくっていた画像をご紹介する。
もし、今既にこの動きで痛む人は、iPhone6plusではなく、より軽くてディスプレイが見やすい大きさのiPhone6を購入することをお勧めします。
とはいえ、スマホを触る時間を減らして、その分ストレッチ・入浴・下半身の運動で血流を促進するようにして、腱鞘炎を回復させることが最優先ですよ。
2年縛りで購入すると、替えようと思っても金銭的な問題からなかなか替えることは難しくなります。ですので1度実機を見に行って、「ん、ちょっと重いな」「ちょっと重いけど大丈夫か」と感じるようであればiPhone6plusは止めるべきです。使い続けていると、どんどん重く感じていくものです。私のXperiaZ1のように。
ほんと、重いスマホを買って後悔しています。”経験者は語る”です。iPhone6が発売になって購入した直後、あまりの重さに後悔する人も出てくるでしょう。
私はもう2度と重いスマホは買いません。スマホは軽いほど良いのだ。