ケーズデンキ

ケーズデンキで「価格ドットコム」に合わせられますか?って聞いてみました。

これ、僕が以前からすっごい気になっていたことです。

ドキドキドキドキ・・・

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ケーズデンキにて

僕が今1番欲しいデジカメがこちら。

昨日の価格ドットコムの最安値は57,200円。
盛岡のケーズデンキの店頭価格は74,980円。

その差は17,780円。

ヤマダ電機の場合、ポイント還元で価格ドットコムと実質同価にしてくれるそうです。しかし「その場で現金値引き」をPRしているケーズデンキはどうするのだろうか?

マナ
「あのぅ、前からすっごく気になってたことがあるんです。価格ドットコム見ると、店頭表示価格と大きな差がありますよね。

ケーズデンキさんではその価格に合わせることが出来るんでしょうか?」

店員
無理です(キッパリ)。
人件費や光熱費があるので、価格ドットコム等の通販に比べられたら太刀打ち出来ません。

無理だそうです(キッパリ)。

「当社での限界」として提示してくれた金額は67,077円。
値引き後でも価格ドットコムとは約1万円の差でした。

家電量販店ってどこで差別化するんだろ

現金値引きしてくれたとはいえ、価格ドットコムの方がまだ1万円も安い。こうなると、多くの人が通販サイトをポチってしまうのではないでしょうか。

そこでベテラン上司っぽい店員さんに聞いてみました。

マナ
「価格ドットコム等の通販とはどうやって差別化するんですか?」

店員さん
「長期保証と接客ですね。今の時代、これだけでは厳しいとも感じています。

ひぇ~。長期保証と接客って、今はどこの電気店でも取り入れています。社員に明確な差別化マインドが浸透していない時点で、将来性は薄いですね。

ヤマダ電機の社長は「10年後、家電量販店は3社しか生き残らない」と言っています。
差別化か出来ない限り都心部の通販に消費が流れ続けます。結果的に大きな家電量販店は経営を維持できなくなってしまうでしょう。

家電量販店売上高推移
【出典】家電流通実態に関する調査研究

上記グラフは経済産業省で公開している家電量販店の売上高推移です。2年前は13社分グラフに掲載されていたのですが、今年のグラフでは8社。ビックカメラがコジマを買収したので、実質は7社ということになります。

現在売り上げが低迷している電気店もあることから、将来本当に3社に収束してしまいそうですね。

そうなると、大手家電量販店のフットワークはますます鈍る傾向になると思います。会社は母体が大きくなるほど方向転換や方針決定に時間がかかりますしね。

となれば、街の中小電気屋さんはアイデアと差別化次第では、ガンガンに活躍出来るのではないでしょうか。

高齢化社会に合わせて、家電+介護を組み合わせてみるなど、電気関係以外のサービスと組み合わせるのも面白いかもしれません。

【幸呼来】ぼくは通販でポチっちゃうよ。

価格ドットコムと1万円も差があるなら、僕は通販をポチります。これが現実です。

家電量販店はモノを売るだけでなく、太陽光パネルやスマートハウス・介護ビジネス等、5年後10年後を見据えたサービスを構築していく必要があると思います。