オンラインゲームクレジットカード

そこのお母さん、クレジットカードが子供に見れる状態にしちゃっていませんか?

消費者庁によると、オンラインゲーム消費においてダントツに多い相談が子供のオンラインゲームへの課金トラブルだそうです。中には100万円を超えるトラブルもあるくらいですので、ご自分のお財布とクレジットカードの管理を見直してみてはいかがでしょうか。

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オンラインゲームに対する未成年者トラブルの相談件数は爆増!

未成年のオンラインゲームトラブル相談件数【出典】消費者庁:デジタルコンテンツの普及とそれに伴う消費者トラブル

上記はオンラインゲームに対する未成年トラブルの相談件数。2011年から2012年、トラブル相談件数は爆像している。この原因は何かと考えると、おそらく2012年2月から運営を開始した大ヒットゲームの「パズドラ」の影響が大きいと思う。その証拠に、2012年と2013年と比較しても、相談件数はそれほど伸びていない。スマートフォンの普及率だけが相談件数の原因であれば、2013年の相談件数はもっと伸びているだろう。

1万円以上の課金額トラブルが3割以上

で、一番の問題になっているのが課金トラブル。

未成年オンラインゲームの課金トラブル【出典】消費者庁:デジタルコンテンツの普及とそれに伴う消費者トラブル

1万円以下で済んでいるならまだ良いほうで、トラブル相談者の3割が1万円以上の課金トラブルで悩まされたようだ。中には100万円超えた相談者もいる。お父さんお母さんが汗水垂らして働いたお金が、形にならないデジタルコンテンツに消えているわけだ。トラブルに巻き込まれたお父さんお母さんには同情するが、このトラブルを招いた原因は管理しきれていなかった親の責任なんじゃないのか。

オンラインゲームの課金の出所って、主にクレジットカードですから。

5割の親がクレジットカード管理していない

未成年に対するクレジットカードの管理【出典】消費者庁:デジタルコンテンツの普及とそれに伴う消費者トラブル

消費者庁のデータによると、実に5割の親がクレジットカードの管理をしっかり行っていない。残りの5割の親は「全てのカードや番号が分かりそうなものを、子供が一切触ることができないようにしている」ようだが、子供でもスマホを持つようになった現代では、このように厳重にクレジットカードの管理をする必要があると思う。

「ウチの子供はそんなことしない」と思ってたら大間違いで、子供は経験したことが無いものは善悪の区別が曖昧な部分があるから、ちょっとした罪悪感は感じていつつも「ちょっとだけなら」という気持ちでクレジットカードの番号を盗み見てポチポチと課金してしまうのだろう。

その結果、

パズドラ課金中毒【出典】制作者不明

「ちょっとだけ、あとちょっとだけ・・・」という気持ちが繰り替えして、気付いたら数万円という金額になる。↑のパズドラ課金中毒者の図のように、ゲーム内であれ金で簡単に解決できる手段に快感を覚えてしまう。

こっそりクレカ課金し始めて最初の1か月はおそらく1000円程度だろうが、そこで親が気付かないと子供は「もっと課金しても大丈夫なんじゃね?」と思ってさらに課金し始めるのが子供心というものである。(私が子供ならそう思うよ)

こうならないように、親はクレジットカードを子供に見せない状態にするべく、しっかりと管理する必要がありますよ。

お父さんお母さん、あなたのクレジットカード、今どんな状態で家に置かれていますか?