止めても再開する

半年ぶりに演奏会に参加してきました。

数年前は年に10本前後の演奏会に出演していた私にとって、この記録は奇跡的。その当時は「一生毎日弾き続ける」と思っていたのですが、状況は変わるものです。

ですが、一旦止めてもまた再開すれば良いのです。戻るか戻らないかは自分の選択次第。周囲がどう思おうが関係ありません。むしろ仲間は喜んでくれるものです。

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音楽以外にも面白いものに出会ってしまった

止めても再開すれば
音楽を中断していた理由は単純。さんさ踊りとスモールビジネスが楽しくなってしまったからです。私はこれに加えてサラリーの仕事と家事があります。これらを全てうまくこなしていくのは、時間的な理由からさすがに無理でした。

私は一つの物事にのめり込んでしまう性格です。それでいて興味対象が広いからかなり厄介。そんな中、手を抜くことが出来ないものに同時に二つも出会ってしまったのです。(さんさ踊りとスモールビジネスです)

初心者のうちは力の抜きどころが分からない為、そこそこ軌道に乗せる為に努力が必要です。そうなると、今まで日常的にやっていた音楽は「ちょっと休んでも問題無い」という判断になってしまいました。

ちょっと休むつもりが、1カ月弾かない事が当たり前になり、気が付いたら3カ月・・・半年になっていました。ここまで中断してしまうと、楽器を触るのが怖くなりました。「ああ、多分もう昔のようには弾けないだろう」と。まぁ、止めてしまうありがちなパターンです。

演奏会出演をきっかけに再開

止めても再開する

とはいえ、このままだともしかしたら一生弾かなくなってしまうかもしれない。そう思っていた矢先、演奏会出演の話を頂いて参加することにしました。

半年ぶりの合奏。もうこれが楽しいのなんの!水を得た魚のようでした。この時に思ったのが、

止めても再開すればいいだけってこと。

長い間止めてしまうと、再開することが億劫になりがちです。当然腕も落ちているのですが、また少しずつ戻せばいいのです。私の場合は、このまま止めてしまう事の方が人生において大問題なわけです。止めてしまえば、それまでやってきたことは全て「無」です。

久々に演奏会に参加してこう思いましたよ。

  • 「自分にはこんなに素晴らしい仲間がいたんだ」
  • 「生きていて本当に楽しいと思う瞬間は、仲間と音楽を分かち合った時だ」
  • 「戻ってきて本当に良かった」

この演奏会に参加したことで、仲間とまた「やっぱり演奏会企画して活動再開しよう」という話になりました。演奏会終了から1週間経過しましたが、その時感じた高揚感が今でも収まりません。自分の心はそれだけ音楽と仲間との交流を欲していたんだなぁと。

止めてしまっていても、再開すれば歓迎してくれる仲間が必ずいるものです。そして自分が思っている以上に、自分の心は再開するのを待っていたのです。

止めても再開すればいい

36歳になってようやく三井君の気持ちが分かりました。