ブラッド・ピット主演の新作映画「ワールド・ウォーZ(World War Z)」を見てきました。
近年のゾンビ映画といったらバイオハザードが人気ですが、ワールドウォーZは今までには無い、まったく新しいジャンルのゾンビ映画でした。
タイトル通り、もはや「戦争」
ワールドウォーZも、ゾンビがひたすら生者を追いかけまわして仲間を増やしていくというのが王道シナリオなんですが、今までの映画と違うのは、世界規模で起きて戦争のような状態になるって部分。バイオハザードみたいに完全フィクションではなく、現実に起こり得るようなシナリオで組まれている事だ。
「本当にこういうことが現実に起こり得る可能性は、ゼロではないのでは?」と思わせると同時に、「もし現実に起こったら確かに戦争のような状態になる」というリアリティが描かれています。
映画開始数分で「?!?!?!」となって、それから2時間引き込まれっぱなしでした。映画が終わった後はグッタリです。
CGゾンビだけど知能を持っている
世界規模でゾンビが発生するだけあって、その数が尋常じゃないほど多いです。中でもゾンビが大勢集まって壁を登るシーンは、完全にCGだそうです。しかも、それぞれのゾンビは人工知能を与えられてて、自分の考えで動いたりするんだとか。
ロードオブザリングの戦争シーンでも同じような手法で描かれてましたが、リアリティさがさらに進化しています。CGってことが全く分かりません。現実にいる生き物みたいに動きます。怖い!
ブラッド・ピットはやっぱりカッコイイ
相変わらずカッコイイですね、ブラッド・ピット。役者さんってそれぞれの個性が強いと、どの映画でも変わらなく見えてしまうことがあります。しかしブラピは、いろんな役が出来る俳優なんじゃないかなと思います。
フェロモン出てますねぇ。男としても惚れます。
撮影中に女性を助ける
ワールドウォーZの撮影では、毎日700人以上のエキストラ達と走り回って大混乱の演出をする為、相当ハードだったようです。
そんな中、エキストラの一人の女性が転んで他のエキストラに踏みつけられそうになったのを、わざわざ走って助けにいったそうです。
女性にも優しく、男気溢れてますね。うん、やっぱり惚れる。
3Dと2D版を上映中!
ワールドウォーZは3D版と2D版で8月10日(土曜日)から上映中です。
今回の映画は3Dを意識して作られているようで、通路の奥行き感やゾンビの飛び出し感満載です。3Dで見ると恐怖とドキドキ感が倍くらいアップするんじゃないでしょうか。
盛岡の映画館では最近、3D版が日本語吹き替え、2D版が字幕という流れで上映されています。3D吹き替えの方が客入りが多いからなのでしょうが、私は当然字幕派。
吹き替えしている声優さんの演技も素晴らしいと思いますが、俳優さんは演技+声がセットで映画を作っているんですもの。字幕で生の声聞かないともったいないと思ってしまいます。
【幸呼来】さっこら
映画館で見る映画はやっぱり最高です。大きい画面、迫力のあるサウンドも魅力ですが、外に出て多くの人と一緒に一つの物に魅入るっていう感覚と体験が好きです。
2013年8月~10月は他にも魅力的な映画が沢山リリースされるので、映画館通いすることになりそうです。