よく具合が悪くなったりクヨクヨする人に
「精神的なものなんじゃないの?」
と、サラッと言う人がいますが、これを聞くと「お前はアホか!」とその人に言ってあげたくなります。
他人の気持ちが分からない人がこの言葉を言う
よく具合が悪くなったりクヨクヨしたりする人はいるし、実際に精神的なものが影響している事もあると思います。というかある。
だからといって、「精神的なものなんじゃないの?」と言い放ってしまう事は、言われた本人からすれば刀でぶった切られるような気持ちになるわけです。
なぜかと言うと、本人はその時めちゃめちゃ苦しんでいるからです。
そんな状態の時に、「精神的なものなんじゃないの?」と言う人は、言われた方からすれば、「あなたは健康で、精神的にも病んでなくていいよね!」「あんたもこの状況を味わってみろ!同じことが言えるか?!」と思ってしまうわけで。
逆に言った側は、自分が苦しんでいる本人じゃないから、その人の状態や気持ちが分かってないからサラッと言ってしまうわけです。過去にマリーアントワネットが「パンが無ければケーキを食べればいいなじゃい」とKYな事を言いましたが、感じとしてはこれに似ていますね。貧民の苦しさを味わっていたら絶対にこんな発言はしないでしょう。
優しい人
今日どうしてこんな事を書いているか。
私は以前、胸郭出口症候群を患って7年くらいめちゃめちゃ苦しんでたのですが、その時の会社の支店長から「精神的なものなんじゃないのか?」と言われたことを、ふと思い出したからです。この発言は10年経っても覚えているということは、余程印象深かったのでしょう。(実際この支店長はアホでした)
もし苦しんでいる誰かに「精神的なものなんじゃないの?」という類いの言葉を言っているのであれば、あなたはアホで心優しく無い人ということを認識した方が良いです。
優しい人なら、その人の立場に立って考えることができます。