スマートフォンを持ってからというもの、私の頭はどんどんバカになっていると感じている今日この頃。
これは恐らく、自分の頭でじっくり考える時間が減ったからと考えた。
スマートフォンを持ってからメディアと向き合う時間はべらぼうに増えたのですが、ほとんどのメディアには答えが用意されているんですよ。問題提起やネタの紹介から始まって、その人の考えや答えが書かれているものが殆どなんです。
だから、メディアを見て読んで満足して、別のサイトや記事にジャンプする連続。結果、その後自分の頭で考えることをしていない。そして暇さえあればスマホでネットを見ているから、「考える時間を自分で作っていない」という表現が正しいのかな。
この状態だと、自分がメディアの受け身一方だから、テレビをずっと見ている生活と変わらないんじゃないのか?と思ったので、1月1日からスマートフォンを沢山見るのを止めることにしました。いわゆる「スマホデトックス」です。
もうすぐ1週間経過するスマホデトックスですが、面白い変化が起こってきましたよ。
スマホデトックスの結果
仕事で必要だからスマホを完全に手離すわけにはいきません。だから1日3回くらいだけメールチェックのみ。
1.開放感!目の前がよく見える
今大きく感じているのは開放感。「俺は今まで何をやっていたんだ?夢でも見ていたのか?」と感じます。目に飛び込んでくる景色や人、モノが眩しいわww
スマホを見ている最中って、目の前のことが全然見えていないんですよ。まさに「心ここにあらず」です。カフェでカップルが向かい合って座っているのに、お互いスマホを見ている光景を見ると「お前ら大丈夫か?」と思ってしまいます。もっと目の前の人を見ろw
2.集中力が増した
仕事中の集中力がアップ!
それもそのはず、人間の集中力なんて大した時間は続かない。スマホでどうでも良いサイトを閲覧していても、集中力は使っているわけで。そんな事をしていたら、集中力が回復しないのは当たり前ですよね。
おかげで仕事がはかどってます。仕事がはかどると楽しいです。
3.よく眠れるようになった
夜も基本的にスマホを触りません。そのせいか寝つきもスムーズ。寝る前にテレビやパソコン、スマホを触ると、神経が興奮して眠れなくなるらしいです。
上質な睡眠は人生において大切。
4.会話が増えた
私は普段からそこそこ会話している夫婦ですが、さらに会話の機会が増えました。さらに、スマホに気を取られていない状態だから会話にも集中できてます。
心が通い合っている感じを得られて楽しいです。誰かと一緒にいる時は、調べものや緊急の時以外、スマホから意識を話すことって大事じゃないでしょうか。
おまけ・バッテリー長持ち
当然ながら、電池も長持ち。
今までは仕事から帰ってくると、バッテリー残が40%くらいでした。でもここ1週間は80%以上残っています。待ち受け時間も長くなるし、電気代も節約。こりゃ素晴らしい!
スマホデトックスはお勧め
というとで、スマホを沢山見るのを止めた結果、良いこと尽くめの日常が待っていました。
今までは10分の空き時間があればスマホを見ていましたが、ここ1週間は周囲を見回したり、消化できていない情報を頭で整理したりしています。今までは脳に入る情報が多過ぎていたようです。
スマホデトックス最高!
余談ですが、映画「バットマン」「インターステラー」「インセプション」などの監督クリストファー・ノーランは、スマホを持っていないそうです。さらにeメールも使ったことが無いらしい。その理由は、考える時間を失わないためだそうです。
あれだけクリエイティブで未来的な映画作品を作る監督が、スマホ持ってないんですよ。考える時間を確保するって大切ですね。