ついにスタートしましたねぇ、「世界一即戦力な男」の無料WEBドラマ。
というか、まさかあの菊池さんがフジテレビでドラマ化されるなんて、思ってもいなかったでしょう。
今日は「逆」就職活動で成功した『世界一即戦力な男・菊池良さん』をご紹介します。
世界一即戦力な男
普通の就職活動といえば、就職説明会に参加して、試験と面接を受けて内定という流れですよね。
しかし「世界一即戦力な男」である菊池良さんは、企業側から「菊池君、面接させてください!」とお願いするようなプロモーションをしたのです。
では、どうプロモーションしたか。それは「世界一即戦力な男・菊池良から新卒採用担当者のキミへ」という自己PRサイトを立ち上げてソーシャルで宣伝したんですね。
サイトの内容はかなりふざけてて?面白く強烈なものです。普通の頭のかたーい企業であれば面白がるだけで、採用に関しては見向きもしないでしょう。
ところが、こういう人材を求める企業もあるのです。なんとWEB制作会社で有名なLIGに採用が決まったのです。いやはや、おみそれしました。
就職活動は時間の無駄
僕が就職活動をして、試験・面接を受けた会社は10社ほどでした。交通費はバカにならないし、エントリーシートを書くにも頭を悩ますし、面接官には腹立つわで嫌気が差した記憶が強く残っています。
僕は学生当時の就職活動から人生で大切なことが学べたことは「ほとんど無い」と言い切ります。ハッキリ言って時間の無駄。
なぜなら、自分が採用されるかは企業の手に全て委ねられているんです。
就職活動では自分らしさを出してPRすることが大切です。数か月の就職活動の中で、学生のうちから企業体質に合うように、自分らしさを変えることなんて出来ません。内定がもらえるかどうかは、就職試験を受ける前から既に決まっているようなものです。
その企業に落ちたのは、その時の試験や面接の出来ではなく、「最初から自分とは合わなかった」というだけです。そう考えると出会い系に近いかもしれません。プロフィールを見て興味持ったけど、会ってみたら好みじゃないからすぐに別れた、みたいな。
そうであれば、最初から自分を理解してくれる、自分好みの企業から声をかけされば、就職活動にかかる時間とお金のコストはググッと減ります。
強烈に自分をPRするほど落ちる可能性は少ない
菊池良さんのPRサイトは「アホか!」と突っ込まれそうなほど強烈です。しかし強烈であるほど、興味を持つ企業は少なくなるし、濃い人材を求めているということになります。
その結果、落ちる可能性は少なくなるんですねぇ。濃い人材を求めている企業が「濃い人材」を採用するわけですから。こうやって選ばれた人は、その企業にとって『世界一即戦力な男』になります。
新卒就職活動を控えている学生の皆さん、今は「企業が人を選ぶ」のではなく、「企業に自分を選ばせる」という就職活動方法もあるのです。