本日のさんさ好み練習。なぜか人も沢山で賑わっていました。
やっぱ人が多いって良いですね。
初心者練習が盛んになってきた
先週から初心者練習が盛んになってきました。あ~、良かった。
さんさ好みに新たに来てくれている方々が放置され気味でちょっと冷や冷やしておりました。が、先週あたりからしっかり指導が始まりました。
やっぱり指導があるのは良いですね。これがさんさ踊り運営のあるべき姿かなぁと感じます。
太鼓の練習も。指導はもちろん内村師匠。この日は臼澤みさきさんの「さんさ里唄」の踊りを指導。
わたしも最初は内村師匠に習いました。他の人に「踊り方が似てる」と言われます。内村師匠は盛岡さんさ踊りパレード第1回から36回まで全て参加している覇者です。さんさの歴史も詳しいし、基本的な踊り方ももちろん詳しいです。
内村師匠の踊りは、崩した踊り方ではなくオーソドックスな踊り方です。派手さはありませんが、それが本当の盛岡さんさなのです。今はかっこよく見せようとして、かなり崩しているオリジナリティたっぷりの盛岡さんさになっている人が増えてしまったそうです。それが悪いというわけではありませんが、本当の盛岡さんさを知る人からすれば、「今の盛岡さんさの多くが盛岡さんさじゃない」と言います。
太鼓のバチが太くなった
さて、本日のわたくし、久々に異常なほどグロッキーです。その理由は太鼓のバチが太くなったから。
なぜ今日から太鼓のバチが太くなったか。それはこんなことがあったのです。
登場人物
【エンド師匠】
さんさ界の巨匠。さんさをこよなく愛する。熱く優しい男の中の漢。酒とタバコが好物。花笠や太鼓ケースも作れる。ご注文はエンド師匠までどうぞ。
【内村師匠】
おなじみ内村師匠。さんさ踊りパレード第1回~現在まで全て出演しているさん界の重鎮。多くの人に正しい盛岡さんさ太鼓を教えてくれる。温泉と奥さんと車が好き。
【マナ】
さっこらブログの管理人。盛岡歴4年。さんさ歴3年。さんさにハマり中。体力が無い。腱鞘炎になりやすい。
エンド師匠:マナ君、ちょっといいかな?
マナ:お疲れ様です、エンド師匠!
エンド師匠:今日からこのバチを使ってみるといい。
(右がエンド師匠から渡されたバチ)
マナ:太っっっ!!!しかも長い!
エンド師匠:7寸の太鼓だと、君が今使っているバチは細くて、太鼓にバチが負けてしまうんだ。しっかりとした音を出しにくいんだよ。
マナ:そういえば、さんさ好みのベテラン男性陣の多くが太めのバチを使っていますね。音も凄い響いてあこがれてました。
エンド師匠:そうなんだよ。バチが太くなった分重くなるから、太鼓を叩くときのインパクトも大きくなる。そのかわり、音も大きくなる。でも・・・、
エンド師匠:疲れる。
マナ: ˘⊖˘) 。o(大丈夫かなぁ・・・。)
エンド師匠:パレードは長時間の演奏だからこのバチだときついけど、短時間のステージならこの太いバチを使うことで迫力も増すんだ。最初は疲れるけど、これが使いこなせるようになるといいぞ。このバチは君にあげるよ。頑張れ。
マナ:ええっ!!マジすかー!!ありがとうございます!今日からこの太いバチでやってみます!
叩いて5分後
マナ:ハァハァハァ・・・、バチを替えてからおかしい。まだ5分しか叩いてないのにもうバテてるぞ。腕だけじゃなくて体全体がきつく感じる・・。
内村師匠:おーう、バチ替えたのか。かしてみな。
内村師匠:うわwwwこりゃ無理だwwwきっついなーwww俺には無理だわwww
マナ:内村師匠でもキツイのかぁ。先が思いやられる・・・。
バチが重くなると別世界
とまぁ、バチが重くなって大きい音が出やすくはなったんですが、ちょっと叩いただけで疲れます。上半身が疲れやすくなったせいか、体全体の疲労感がハンパない。踊りにも集中できないし、太鼓を叩いた時のバチの反動が大きくなるしでリズムは取れないわ・・・、
別世界です。
そういや三本柳さんさの太鼓の人たちの多くも、太いバチ使ってるっけ。あんな激しい動きして、おまけにあの太く重いバチで叩いているのは凄い。
バチが変わるだけで、さんさも大きく変わるんですね。また新たな壁が目の前に現れるのを感じました。
でもせっかく頂いたバチだ。これから頑張って使いこなせるようになろうと思います。問題は・・・週1の練習ではおそらく無理だ。家でもちょっとずつ練習するしかない。