ドイツ製の椅子・ウィルクハーンの「ON」を買って1か月使用してみた感想ですが、
椅子でこうも体調が変わるのか!
ってぐらい肩こりや腰が快調です。とんでもなく高価だし、他の人から見たら「そんな買い物してバカじゃない?」って思われるかもしれません。
でもね、買って使用している側の感想としては、「それだけの価値はあった」と声を大にして言います。仕事で体への負担が激減するってね、これ以上良いことは無いのです。
腰痛・肩こり持ちはそれだけで仕事の効率が下がる
ウィルクハーン買う前までは3000円くらいのやっすい椅子を使ってて、「これで十分」と思っていました。でも、1時間もすれば腰周辺がムズムズしてきて、肩こりも強くなってくる。腱鞘炎も治りづらいわで、仕事に集中している時間が短くなってきているなと感じていました。痛みや違和感を感じながら仕事をするのって、それだけでかなりのストレスなんですよね。ストレスは疲労感も早めるから、集中力も落ちやすいんだなと。
体の健康があってこそ、仕事が活き活きと楽しく出来るし、遊びも楽しくなると思うんですよ。まさに「健康第一」。子供の頃は全く理解できませんでしたが、30代になってからその言葉の重要性が理解できるようになってきました。健康って、仕事や生活を楽しくやっていくうえでの源(みなもと)なんですね。
それが、安い椅子のせいで楽しさの源である「健康」が害される。結果、仕事も遊びも楽しくなくなる。これだと「安物買いの銭失い」どころか、『安物買いで”全”失い』になっちゃっていると思います。
だから、1日の生活で長く使用する道具で、自分の体調を左右するものには、投資は惜しむべきではないと思いました。
椅子への投資後
「思いました」と過去形で書いたのは、今回投資をしてみて初めて重要性を体感したからです。23万円っていう大きい投資でしたが、以前感じていた坐骨神経痛が無くなり、肩こりが激減!おかげで仕事にメキメキ集中できてますよ。
どうせ買うならもっと早く買えば良かった。そうすれば、仕事の進み具合も違っていただろうし、腱鞘炎にならなかったかもしれない。わたし、貧乏性なんですよ。思い切った投資ができなくて、あるもので何とかしようとして最後の最後で「もう限界だー!」となって結局買うタイプ。
妻には「そんなことなら早く買ってしまいなさいww」とよく言われるのですが、これは性格なんですよ。ですが、これからは仕事と生活を楽しく送るために、体に関する投資はなるべくしていこうと思います。
腰痛・肩こり対策の人の椅子選び4つのポイント
>腰痛・肩こり持ちの人が重視すべき椅子選びのポイントを書いておきます。家具屋さんを渡り歩き、店員さんに聞きまくり座りまくった情報をまとめます。
1.高いハイバックとヘッドレストは必須
まず、背もたれが高いもの(ハイバックが高い)ものは必須。肩甲骨まで椅子の背もたれにフィットするもので、後ろに倒れた時にヘッドレストに頭を乗せられるものが良いです。
頭の重さは5kg~7kgあるのですが、その重さを首や肩周辺の筋肉で支えるために、肩こりが起きやすくなります。間接的には腰にも負担がかかっているらしい。その重さをサポートしてくれるヘッドレストがあるものは必須です。
ウィルクハーンのONだと、ヘッドレストに頭を預けたままでもキーボードを打てます。肩が楽ちんだから、指もよく回ります。
2.ロッキングが固定&可変できるものが良い
背もたれの角度が変化することを「ロッキング」と言いますが、腰痛・肩こり持ちの場合ですと、固定と可変、両方出来るものがベストです。
私が使用しているものは固定&可変が出来ますが、体調が良い時は固定にして、背筋をしっかり伸ばしてビシッと仕事をします。ですが、疲れててもダラー、ユル~っと仕事したい時は背もたれ角度は可変に変更して、その時の気分で固さを変えています。もし投資するなら、中途半端に「可変のみの椅子」とかは止めたほういいです。
3.ひじ掛けも必須(高さ調節できるもの)
肩こり対策として、ひじかけも必須ですね。これは高さが調節出来るものがベストです。人によっては腕の長さが違いますからね。
腕の重さも7kgほどあり、それを僧帽筋などの筋肉で支えるから肩が凝ります。だから、腕の重さをサポートしてくれるひじ掛けも大事です。
ちなみにウィルクハーンのONもひじ掛けは高さ調節ができるし、向きも調節出来ます。特に、向きの調節は意外と重宝しますよ。腕の向きを八の字にして仕事する人、まっすぐにして仕事する人、様々です。
4.左右に振れるもの
最後に、椅子が左右に振れるものであればよりベスト。
腰痛持ちって、真ん中が痛い人もいれば左右どちらかの部分が痛い人もいます。そうなると、実は真っ直ぐに座っていないんですよ。痛い方の腰をカバーするように座る習慣が付いていて、それが長時間続くことでさらに痛みやゆがみが増していきます。
ですが左右に振れる椅子だと、重心が左右どちらかに傾いても、片方に負担が強くかからないんですよ。腰をやさしく包んでくれている感じがします。
さいごに
腰痛・肩こり持ちの人が椅子に投資すべき理由と、椅子選びのポイントをまとめてきました。が、結局は自分の買ったウィルクハーンの宣伝になっちゃいましたという落ちです。だって、ホントに良い椅子なんですよ。今もこの椅子に座ってブログ書いていますが、すごく快適です。
”長時間使うもので、体の健康に影響を与えるものには投資を惜しむな”です。
かなり高い買い物だから、ホントいろんな家具屋さんを見て回ったし、ネット徘徊もして、購入に行きつくまで大変でした。ちなみに地元で見積もったら30万ほどだったので、結局は通販で買いました(1脚は楽天で購入)。通販とはいえ、引越し屋の便で運んできてくれて、2階への開梱・設置もきっちりやってくれました。
通販、さまさまです。ご興味ある人はどうぞ。